法人営業って面白い「主従業務変更スタッフさんへ」

株式会社エクソン代表の荒巻です。
今回から、主従業務変更のスタッフさん向けに書いてみたいと思います。店頭の窓口営業から法人営業に異動してきた人へのエールです。
主従業務変更とは
異動してきている人の背景はいろいろありますね。店長へのキャリアパスとして法人を経験するとか、家族の都合でできるだけ土日に休みやすい法人に異動願いとか。
いま、店頭にいらっしゃるお客様数も減少傾向にあるなかで、外に打って出ていく営業活動を強化している代理店さんも増えているようです。
携帯電話販売代理店にいける売上や利益は、今でも店頭のコンシューマ比率が圧倒的に高いと思います。
これは、商品やサービスの生い立ちや特性上、キャリアの戦略上で作り上げられてきた結果です。今でもコンシューマ市場が8割以上を占めているのではないでしょうか。
と言う意味では、携帯電話販売代理店の法人営業は会社の中では花形ポジションとしては位置づけられていない風もあると思います。
まぁ、それは考えても仕方のないことです。
皆さんが法人営業に配属になった以上、その中でどう活躍するのかを考えていくのが前向きな人生を送る上で大事だと思います。
法人営業の魅力は5つ
そんな中で、法人営業の魅力を考えて行きたいと思います。
① 様々な業種業態を担当できる
② ひとつの案件に時間をかけられる
③ ひとつの案件規模が大きい
④ 色々な役職な人と会える
⑤ お客様と深いおつき合いができる
先ずはこんなところでしょうか。
色々な業種業態と付き合える魅力
① 様々な業種業態を担当できる
窓口に来店くださるお客様は「(ほぼほぼ)個人」です。
なので、どのお客様も「個人」としての上に「お父さん」「お母さん」「お子さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「サラリーマン」「学生」「専業主婦」・・・こんな見えない属性がついているくらいです。
ですので、どんなお客様がいらっしゃっても、自分の家庭や家族に置きかえれば「どんなポジションで」「どんな日常を過ごしているのか」「どんな経緯をたどっているのか」は想像の範疇ではないですか?
さて、これが法人のお客様になると一言で「製造業」とか「運送業」と判ったとしても、何を作っているのか、何を運んでいるのか。
どんなお客様とつき合ってるのか。どんな時間帯で仕事をしているのか。
小売業とかでも一緒です。コンビニエンスストアの経営とチョコレート屋さんの経営ではまったく客層が異なってきますお
個人も法人も営みを基点にするのは同じ
個人の営み = 自分を基点に想像ができる
法人の営み = 携帯電話販売代理店を基点には想像もつかない
世の中の営みって「こんなに多いんだ」「こうやって作っているんだ」「こういうニーズがあるんだ」「こんな風にして届いているんだ」とにかく視野が広がります。
大人になってもこんなに知らなかったことがあるんだって、新鮮な驚きや発見があるのが法人営業だと思います。
お客様のために最適な提案をしようと皆さんはいろいろな工夫をされるはずです。そのためには「お客様の営み」を理解しないといけないのは、窓口も法人も一緒です。
次は「ひとつの案件に時間をかけられる」を書きます。